私の箱物語

私、悪くありません。partⅢ

いやー

もー

「あの話どうなったんですか?」とか言われてもね、
「あれ、まだ途中でしたよね?」って鈴木さんに聞かれても、

「あー
 実はぁ
 あのお話しぃ
 あれからぁ
 トントン拍子に話が進んでぇ
 彼ってホントに優しくてぇ・・」

みたいなことにはならないのね、現実は。

しかも、こんな状況の中、鹿児島でセミナーが入って、

「みなさぁーん、箱から出ましょうねぇ。」とか言ってっけど、
そもそも「箱入るなよ!私!!」って感じで。

気付いたら今度は福岡でセミナーやってて、

「自己裏切りをして行動しないと箱に入ります。」

 >そうそう、しゃべってるのアタシね。

 「しかし、行動しても自己裏切りをしてしまっている場合があります。」

 >そうそう、ここ重要ね。しっかりお伝えしなきゃ。

 「相手に腹を立てながら行動している時です。」

 >・・・。
 >もはや、セミナーをやっているのか、受講しているのかわからない。

そんな合間にも電話をしてみましたが、音沙汰なし。

腹が立って仕方ない日もある。

内容証明でも送ったろか!? とか、
「この人、お金払いませんよ。」って、書き込みするぞ! とか、
留守電に呪いの言葉でも入れとこかな? とか、
出るまで電話鳴らそか?! とか、

いろいろ思う訳です。

でも、本当に何かあったんじゃないかって、
心配する日もある。
もう諦めたほうがいいのかなぁ、と投げやりになる時もある。
状況は何も変化しないのに、
私の感情は毎日右往左往する。

そして21日にもう一度メールを送ってみた。

すると
どうしたことか
今更?
「しつこいなぁ」って思ったのか?!

お返事がきましたー!!!!!!
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田染さんが担当したクライアントさんの案件は、
年始にデザインの修正や追加が入り、
月末に納品の予定で進行している。
なので納品次第お支払いはさせていただくから、
それまで待っていて欲しい。
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と言うような内容でした。

なぁーんだ。
そうだったのかぁ。
それならそう言ってくれればよかったのにぃ。
事情がわかれば、おとなしく待ってたのに。
そんなこもあるわねぇ。

ほっと一安心。
でも、31日までの10日間は、やはり心がザワザワする。
何を考えても仕方ないのに穏やかでいられない時もあった。

そして31日の朝、早速銀行へ行った。
通帳をATMへ挿入する。

ウィーン

その後、

ATMは何の音も立てずに例のセリフをおっしゃった。

「只今、通帳に記入するお取引はありません。」



頭にきた。

今度こそ本気で腹が立った。
怒り心頭!
嘘つき!
卑怯者!!
だいたい支払い遅れた理由だって納得いかん!
経営者の資格ないやん!!
そんないい加減な態度で仕事するな!!

ありったけの言葉で罵った。
そしてその怒りを携えたまま電話をした。

が、

出ない。

(今考えると、出なくて良かった。)

若干怒りを静めて、メールをした。
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おはようございます。
お世話になっております。

本日お支払していただけるということでしたが、
入金確認できません。
ご連絡をください。お願いします。
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そして、それから30分ほどたったころに、

「入金しましたので、ご確認お願いします。」

というメールがきた。
そのメールを読んでいる時、電話が鳴った。
なんと、ご本人様が電話をかけてきたのだ。

そして、入金が遅れたことのお詫びとその理由、
振込みは今済ませたからと言われて、
「また何かお願いしたいことがあったら、ご連絡します。」
と言って、電話を切られた。



それから、今日までの間にディレクターさんからは、
一度も連絡はない。



お金は回収したけど、全然ハッピーじゃない。
年末はずっと一緒に仕事をしていきたいとか、
相手といい関係が作れたとか有頂天になっていたけど、
結果はこれか?!と、悲しくて情けない。

どうすればよかったのか?
お金も回収できて、
関係性も続けていける方法はどれだったのか?
未だにわからない。

ディレクターさんの気持ちはわからないが、
支払いを待つ人の気持ちはよくわかった。
これから先わたしが資金繰りに困って、
どうしてもお支払いができないようなことになった時は、
相手に正直にそうお伝えしお詫びに行こう。

このディレクターさんもきっとそうだし、
みんな払わないのではなくて、払えないのだ。
起業した今、どっちの気持ちもよくわかる。

これから私は、関わって下さった方々に、
愛されて信頼される会社に育っていきたいと思います。


なお、この件につきましては、
いつも親身に愚痴を聞いてくれアドバイスをくれた、
アービンジャートレーニーの武ちゃんに、
(http://www.arbingerjapan.com/facilitator/takkeda/index.html)
心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます!







原稿を書き終えた帰り道、
ぼんやり考えながら歩いていると、
また偽善を、発見してしまった。

私が相手を責めずに、
箱に入らずに信じてただ待つことができていたら、
こんな悲しくて情けない気持ちにはならなかった。

私が箱に入って相手を責めたから、
お金を貰っても電話をもらっても喜べなかったんだ。
だいたいディレクターさんも電話なんかする必要はなかった。
振込み終わったってメールしたら、
それでもよかったはずだ。
信じて待てていたら、
今だって何のためらいもなく私から連絡できる。
仕事をするしないはともかく、
関係性を終わらせることはなかっただろう。

連絡をもらった時、相手は不貞腐れているように感じたけど、
私が箱の外ならもっと違って聞こえたかもしれない。

くー

くそー

またか・・。



みなさんは、どうぞ楽しい毎日をお過ごしくださいね・・。

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