私の箱物語

私、起業しました。

手相ってありますよね?
あの手のひらの皺ね。

前に誰かに見てもらった時、
「金運の線」って聞いてた皺があるの。
も、絶対その人「金運の線」って言ったから。

で、その聞いてた金運の線は、
小指の2cmくらい下から、人差し指に向かってグーッと伸びてるわけ。
その皺が曲線を描いて人差し指の付け根まで伸びたら、
お金持ちになるってね、その人言ってた。

その時ね、あたしの金運の線は元気なかったの。
ひたすら真っ直ぐ横ばいで。
でも春ごろね、その金運の線様が緩やかにカーブを描いて、
人差し指の付け根を目指し始めた。
これが間違いなく向かってる様子。

あたしもお手伝いしたわ。
微力だったけど。
爪とかでね、こう、ゴシゴシっとやって筋をつけて、
人差し指の方へご案内しました。

そうやって日々手助けしてると、
ちゃんと応えてくれるのね。
なんとあたしの「金運の線」は、とうとう人差し指まで届いてしまった!

それから毎日、いつお金持ちになるのか待ちわびた。
こんなに金運がいいなら起業するしかないんじゃない?!って、
運を見方につけたら怖いものないでしょう?って。

それで、

起業しました。

金運を味方につけたから、
仕事がわんさか来てすぐにお金持ちになるのかと思った。
でもね、どうもね、どうやらそうでもなかったから、
こないだ、ネットで確かめてみた。
その金運の線様のこと。

そしてら、その線、
「感情線」って書いてあった。
私が信じてた金運線、「感情線」って書いてある。
何度見ても、感情線とのこと。

起業、やめる?

そんなこんなで、4月16日に私、起業いたしました。
屋号は「at-smile!」です。
何卒よろしくお願い致します。
しかし、実を言うと、もう3年くらい前からフリーで働いておりました。
紹介で仕事をいただきながら、
仕事が途切れると派遣でよそ様の会社へお邪魔したりしながら過ごしていました。

そして4月15日、派遣の契約が終わったその日、
なんだかとても虚しくて、情けない気持ちになったのです。
「え、あたしの人生こんなもん?」
「もうこれまで?」
「もう先には行けんの?」と。

私はそんな惨めな自分を受け入れることができず、
だいたい何で誰も助けてくれんの?とか、
こんなに貢献してきたのに!とか、
営業とかしたことないのに、仕事なんかとってこれる訳がないやん!とか、
経営者とかやったこともないのに、何していいかわかるはずがない!!などと、
被害者に徹しました。

「こんなに頑張ってきたのに!!」と最後のダメ押しが浮かんできた時、
「あれっ?アタシ、何か頑張ったっけ?」と疑問がわいてきたのです。

この3年間名刺すら作らず、どなた様やらの紹介でお仕事を頂き、
その方の紹介ならと、簡単に受け入れてもらい、
派遣された会社さんからも、
今でも飲み会に誘っていただくほど可愛がってもらっているのに、
私はこれ以上何をして貰わなければならないのか?!

3年間を振り返って、
私に必要だったことは「決意」すること。
ただ、「やる」と決めること。
それだけだった。
色んな成功本が起業するのに大切なことを教えてくれるけど、
ただ決意するだけでいいんだ、と思った。

「やる」と決めると、色んなものが動き出す。
何をしていいかわからなかったことが、
あれもやりたい、これも作りたいと時間が足りない。
特に営業をしたわけでもないのにお仕事まで頂いて、
ちょっと動くと、素敵な人たちと出会いがある。
こんなありがたい毎日はないなぁと思う。
毎日が楽しくて仕方がない。

人生ってこんなにワクワクするものだったんだ。
もう半分くらい生きてしまったけど、
これから自分を、命を生かしていこうと思う。
たくさんの人と出会って、たくさん話をして、
たくさん笑っていたいのです。

どうやら一人で歩いていけそうです。
これまで支えてくださって皆様、本当にありがとうございました。
私、まだまだ頑張れます!!

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