私の箱物語

夢を叶える方法

今年の花見のできごと。

2年半くらい前に知り合った友達連中と、
花見をすることになった。

幹事は毎度、わたし。

7人くらい集まる予定で、
熊本からわざわざ出てくる子や、
花見のハシゴで参加する子、仕事帰りに寄ってくれる子やら、
みんな様々。

そんな中、妻子持ちの陽子ちゃんは、
「午前中は用事があるから、午後から顔出します!」とお返事。


11時くらいから飲み始めた私たちは、
お昼過ぎには良い気分。
浮かれてワイワイやっていた時に、
陽子ちゃんから電話。
「場所が分からないから、誘導して欲しい。」とのこと。

電話を受けたのは真紀ちゃん。
うまく説明できていないのか、
陽子ちゃんが方向音痴なのか一向に現れない。

20~30分経ってまた真紀ちゃんに電話が入った。
もう一度説明して、待つこと20~30分。



まだ来ない・・。



そして、だいぶ疲れた声で、また真紀ちゃんに電話が入る。



10分経過。

まだ来ない。

15分経過。

まだ来ない。



みんなでキョロキョロ周りを見回していたら、

花見には、到底似つかわしくない装いで歩いてくる人がいる。



陽子ちゃんだ。



彼女は、ドレスにヒールを履いている。



なぜだ?

春はおかしな人が出るというが・・・。





疲れ果てて、陽子ちゃん到着。
あまりに疲れたのか、服装の説明をしようとしない。
たまりかねて突っ込むと、
なんと、夕方から結婚式があるらしい。
そして、もう少し聞くと、
午前中は幼稚園児の息子のあおい君を、歯医者へ連れて行っていたらしい。

これから式に出る彼女は、
もちろん飲むことはしなかった。
お菓子を少しつまんで、笑顔でみんなの話を聞いて話して、
そして、来たときより元気になって去っていった。




その間20分。




陽子ちゃん、私は涙が出るくらい感激したのです。
よく来てくれたなぁ~って。
すごいよなぁ~って。

私なら、午後から結婚式がある時点で、花見なんか来ないって言います。
私なら、午後の結婚式のことを考えたら、午前中に歯医者に連れて行く自信もありません。
私なら、20分迷った時点で、完全に諦めます。
私なら、1時間近く迷って到着したら、愚痴の一つでも言います。

でも陽子ちゃんは、どれも問題にはならなかったんですね。



たった20分のために、
私は誰かに会うのに労力を使うことなんかしない。
特にその前後が忙しかったりしたら、
私にとって20分なんて、あって無いようなもの。



でも違うんだ。



この時過ごした20分。
2年半の時間より、陽子ちゃんの人となりを知ることができた。





大きな目標を前にすると、
日々していることがムダに感じたり、些細なことに思えたりする。
そしてその小さな行動を積み重ねるのに耐えられなくなって、
全てを投げ出してしまう。


しかし、無駄に思える小さなことでも行動しなければ、
目標を達成する可能性は「0」。
些細なことでも続けていけば、いつか目標までたどり着ける。


陽子ちゃんに気付かせてもらった大事なこと、
只今、日々実行中です。
面倒でも、些細でも、私の夢を叶えるのに必要なら、
迷わずやります。

今年の終わりに、どれだけ自分の夢に近づけたか、
今からむちゃくちゃワクワクしています。

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